ウイルトン織り絨毯(じゅうたん)

 

ウイルトン織りとはその発祥の地である英国のウイルトン市に因んでそう呼ばれております。

 

元々はイギリスが発祥ですが、20世紀初頭からヨーロッパ全土に広まり、とりわけベルギーでは20世紀後半から現在至るまでウイルトン織り絨毯の生産が最も盛んで、世界的にも有名な産出国として知られています。

 

機械織りの中では最も手織りに近い高密度な織り方で、シングルウイルトン織りと呼ばれるタイプとダブルウイルトン織りと呼ばれるタイプの2種類あり、前者は無地またはシンプルな連続模様、後者は5色から8色程度までの色使いでより複雑な柄を織るのに適しています。

 

またこの他にアキスミンスター(こちらも英国の地名に由来する)織りと呼ばれる超多色に織れる物がありますがこちらは一般的なウイルトン織りとは区別されています。

 

そのような理由からシングルウイルトンは無地系のロール反でコントラクト向けに、一方ダブルウイルトンは絵羽柄の一枚物でピース敷きとして使う家庭向けの製品が一般的です。

 

ダブルウイルトンは一度に2枚、シングルは1枚だけ織り上がります。

呼び名の違いは1度に織り上がる枚数に由来します。